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外貨証拠金取引の歴史 | |||
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簡単に言えば、
銀行や機関投資家、大企業が『独占』してきた、
『外国為替』を個人投資家にも開放したという、画期的な出来事だったのです♪
外国為替証拠金取引の特徴
外国為替証拠金取引とは、
一定の『保証金』を取引業者に預けることで、
信用供与をしてもらい、小さな資産で大きな取引を可能にする取引です。
いわゆる、『レバレッジ』です。
通常、資金を調達してレバレッジを掛ける場合、調達コストが貸出金利としてかかりますが、
外貨証拠金取引では差額だけ!を決済する取引で元本(現物)の移動交換を伴わない取引
を意味します。つまり、「買った通貨は売り戻す」、 逆に「売った取引は買い戻す」ことを原則
に、一連の売買の『差額』(損益)だけを決済(差金決済)する取引です。
株との信用取引のとの違いは、『6ヶ月以内の決済が必要ない=無期限でポジションを持てる』
ことも非常に大きなメリットであり、特徴でもあります。
外国為替証拠金取引の主な利益 |
外貨証拠金取引の営業時間
現在の外貨証拠金取引は、大部分がインターネット経由での取引ですから、
外国為替市場の営業時間と同様、24時間リアルタイムの取引が可能です♪
具体的には、日本時間月曜午前7時〜ニューヨーク時間の金曜午後5時までが開いています。
外貨証拠金取引の取引形態
外貨証拠金取引の取引形態は、外国為替市場と同様、『相対取引』です。
株式市場のような『取引所取引』では、証券取引所で取引された価格が唯一の価格となりますが、
『相対取引』では、取引する当事者間の契約がすべてとなります。
つまり、業者が提示する価格に対し、我々投資家が同意すれば、それで取引が成立となります。
何故ならば、外国為替市場には、その時々の『中心的なレート』は存在しますが、
実際の売買をいくらで約定するかは常に当事者間の同意によるものです。
よって外国為替の世界では、世界中で複数の価格が存在するのです。
だから、ロイターやQUICKなど、さまざまな情報ベンダーが配信する為替レートがそれぞれ異なる
わけです。そのため、我々投資家は、よくよく取引事業者を吟味しなければなりません。
もしかしたら、その事業者が提示している為替レートはマーケットの中心レートからかけ離れてい
るかもしれないからです。いくら手数料が安くても、売買する時のレートが投資家に不利な条件で
あれば、最終的に利益を上げることは難しくなるのですから。。(特に銀行です!)
外貨証拠金取引の決済期限は自由
外貨証拠金取引では、決済期限は自由となっております♪
簡単に言うと、一度取ったポジションをいつまでも持ち続けることができるということです。
少し専門的には、外国為替市場ではスポット取引(直物)は2営業日後に決済を行うのがルール
ですが、投資家の立場としては、取引のわずか2営業日後に通貨の受渡しをするのは面倒です
よね? そのため外貨証拠金取引では、決済日を自動的に繰り延べるための仕組み(ロールオ
ーバー方式)が採用されています。『ロールオーバー』とは、一日の終わりに未決済のポジション
を繰り延べるオペレーションのことで、決済日を1日づつ繰り延べていくことをいいます。といって
も、ロールオーバーは取引業者が自動的に行うので、投資家は何もしなくていいですし、そのた
めの手数料もかかりません。株式の信用取引と違い、期限がないことも大きなメリットですね♪
スワップポイントが受け取れる「金利」
また、スポット取引のロールオーバーを行う際には、
通貨ペア間の『スワップ・ポイント(金利差)』の受け払いが発生します。
要は、本来は2営業日後に決済をしなければならないスポット取引でありながら、
実質的には決済日が『無期限』に延長され、投資家が決済日を気にすることなしに為替の売買
ができるのが、ロールオーバー方式なのです。 スワップポイント(金利)とは、2種類の通貨の
売買によって発生するもので、2国間の『金利差調整』のことを指します。例:金利1%の通貨を
売って、金利3%の通貨を買うと、『2%(3%−1%)』のスワップ金利を受け取ることができます
金利の安い通貨を売って、
金利の高い通貨を買っているときに、 その金利の差額分の受取が
発生し、
反対に金利の高い通貨を売って金利の安い通貨を買う場合に、金利の支払いが発生
します。 (近年では、 日本の円金利よりも海外の外貨の金利の方がすっと高いので、外貨の
買いポジションの場合には、スワップポイントを受け取ることができます。)
スワップポイントは、『一日単位』で受け払いが行われ、ポジションを持った日数分累積します。
また、スワップポイントですが、銀行の『金利』とは根本的に異なりますので、単純な比較はでき
ませんが限りなく『実勢の短期金利の差』に近い数値となっていることから、 銀行の定期預金
金利よりも有利な数値となっております♪例えば、豪ドルを一万ドル買えば、一日あたり100円
、一年換算で36500円(金利=5.21%)の金利が受け取れるということですね♪(レバレッジ
を掛けない場合)これを比較的安全だと思われる『レバレッジ3倍』でポジションを取れば、
5.21%×3=15.6%運用となります♪
ですが売買によるスワップ金利は、必ずプラスになると言う訳ではありません、FX会社やペアー
通貨により0「ゼロ」スワップ・−「マイナス」スワップということにもなります。
外貨証拠金取引のリスク
>> 信用リスク
取引する会社の信用状況により、預け入れ資産の一部、または全部が返金されない場合があります。
つまり、外貨証拠金取引においては、『取引する業者との相対取引』であるため、投資家と相対して取
引する業者が倒産した場合、自分の資産が返ってこない場合があるということです。
よって、株式投資においての証券会社選択は『手数料』や『サービス』などが重視されますが、外貨証
拠金取引においては、取引する会社の『信用力』も考慮しなくてはならないということです。
ちなみに、現在、外貨証拠金取引を展開している会社は約300社以上あるそうですが、半分以上が危
ない会社と言われております。投資家の資産をしっかりと『分別管理』している会社や財務諸表を公開し
ている会社と取引することが重要ということです。
金融庁 金融庁が2010年8月からレバレッジの倍率に上限を設けることを決定
まずは50倍までという制限で、2年後の2011年8月からは一律25倍以下に規制するとしています、
今まで使えていた国内の間違ったシステムのほとんどが、使えなくなる状態になりますね!
正しいリスク管理をきちんとすれば問題はありませ、リスク管理を出来ない場合強制ロスカットが多発
むしろギャンブル性の高いトレード方法、リスクの高いトレード方法が排除されることは皆さんの資産
を守る良い方法だと思いますが、レバレッチの制限に加え納税の締め付けが強くなれば当然日本国
内から海外にどんどんお金が流失することになり歯止めが無いだけに大きな問題になると思います。
もし日本政府が海外のFXブローカーに圧力を掛けたとしても、相手側にとって内政干渉になるので
どれだけの効力があるか疑問です。FXを海外でするための方法や業者は、無数に有り、口座を海外
に持つことで高額な脱税方法が横行する可能性も高いと考えています。
国内のトレードは、ギャンブル思考なので気を付けましょう!
「業者によっては400倍とか600倍とかの倍率が可能だ。600倍となると10万円で6000万円分の取引が可
能になる。ほんの少し相場が動くだけで、大きな利益や損失が生じることになる。ほとんど相場の動きを予想
するギャンブルになってしまう。」FX レバレッジ規制に賛否